Netflix映画「デスノート」感想 *軽くネタバレあります
今回はNetflixで配信されているハリウッド版「Death Note」の感想です。軽くネタバレを含みます。
- デスノートとは
そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ「デスノート」、デスノートを手に入れた天才高校生 夜神月はノートを使い、犯罪者を殺すことで悪を正すことを目論む。
そして、世界一の名探偵 L はこの殺人事件を止めるべく、立ち上がる。
夜神月とLの高度な知能戦、最後に勝つのはどっちだ!?
まあこんな話です。
わずかなヒントを用いて推理を行い「デスノート」という未知の殺戮兵器へと立ち向かうL。Lに正体がバレない様、数々な戦略を練る夜神月。
この二人の天才の高度な知能戦が本当に面白いんです。
デスノートはかなり人気で、アニメやドラマ、実写映画、舞台など、10年前に連載終了したとは思えないぐらいの人気っぷりです。
そんな大人気のデスノートがハリウッドで実写映画化というのでもう大興奮です。
観た感想は、まあ面白かったなあぐらい。個人的には、ものすごく面白いわけではなかったです。
私が思うデスノートの面白いところは、「デスノート」という未知の殺戮兵器にわずかなヒントから推測し、じわじわと話が進んでいくところだと思うんです。
なので、デスノートという作品を2時間程度でまとめるのは難しいことなんだなと思いました。
原作の夜神月は、結構簡単に人を殺すことに"ためらい"を無くしてしまうんです
例えば、事件の捜査をしていたFBI捜査官(もちろん犯罪者ではない)を自分が捕まらないために殺害したりするんです。
いわば、あっさりダークサイドへと落ちてしまうんです。
Star Wars Ep.Ⅲのアナキン・スカイウォーカーみたいなんですよね。
Netflix版は、犯罪者を殺すことに抵抗を覚え、思いとどまるところが好きです。原作にはない、人間らしい月だったと思います。
楽しめたのですが、原作と比べてしまうと物足りなかったです
原作が面白すぎるんですよね...
映画ではなくドラマで実写化して、ゆっくり話を進めて欲しかったなと思います